関数式はAIに任せれば初心者でも高度な表を作れる

Excel

はじめに

今回はAIにExcelの関数式を考えてもらうという内容です。
そしてAIはChatGPTを使います。
ただマイ的には自分で考える機会を奪われるので、脳の老化が心配です。
でも、複雑な式になりそうであればやっぱりAIにお願いしたくなります。

AIが主流になるまでは、Excelの関数をどれだけ知っているかというのが重要でした。
しかし、現在では AIに聞けば、関数式は考えてくれるようになりました。

Excelの基本とAIが使えるようになれば、どのような表でも作れるようになります。
今はExcelを覚えるなら無料で覚えられるのですから、Excelの基本とAIだけでも覚えた方がいいと思います。

ただ、Excel初心者でAIを使えると言う人は少ないようです。

そこで今回はChatGPTの登録の仕方と
そのあとでChatGPTに式を考えてもらうというのをやってみましょう。

私は以前までAIに長い命令文を打ち込んで関数を考えてもらっていましたが、
今ではスクショを使っているので、打ち込む文章量がかなり減りました。
その方法も一緒に解説しますね!!

電子テキストの確認

まずは電子テキストを見てみましょう。

Excel電子テキスト 【020 式をAIに作ってもらう】

ChatGPTにアクセスして登録まで完了させておきましょう。
OpenAI社への登録は無料で、無料でもけっこう使えます。
有料にするともっと大量のデータを処理できたり画像生成ができたりします。
ChatGPTへはここから飛ぶことができます。
登録方法もこの動画の中で解説するので安心してください。

①のCtrl+スクロールボタンを回すことで表全体が見えるようにします。
なぜ、表全体が見えるようにしたかというと②以降からスクリーンショットをします。
表全体を1枚のスクリーンショットに収めるためです。

②から⑤までExcelの画面をスクリーンショットしています。

⑥から⑧まではスクリーンショットしたExcelの画面をChatGPTに貼り付けています。

⑨から⑪で指示をする内容をChatGPTに入力します。
これでChatGPTが式を生成してくれるので、⑫と⑬でExcelに式を貼り付けています。

ChatGPTへの登録

それでは、ChatGPTの登録をしていきます。
まずオープンAI社のアドレスにアクセスします。

ChatGPT【OpenAI】

登録作業のことをサインアップと呼びます。
右上にあるサインアップのボタンで登録を開始します。

初めにメールアドレスの入力を求められます。
メールアドレスを入力して「続ける」ボタンをクリックします。

次はパスワードです。
好きなパスワード12文字以上を入力して、「続ける」ボタンをクリックします。

ブラウザによってこのような画面が表示されます。パスワードを保存しておくなら「OK」ボタンをクリックします。
次に先ほど入力したメールアドレス宛にオープンAI社から確認メールが送られてきます。
確認メールの本文の中に、一時的に使える確認コードがあるので入力します。

次に名前と生年月日を入力する画面に切り替わります。
名前を入力します。
生年月日は西暦で年/月/日付の順番で数字だけを入力します。
「続ける」ボタンをクリックすると登録完了します。

「それでは始めましょう」のボタンをクリックします。

登録したメールアドレスとパスワードは忘れないようにしておいてください。
余談ですが、スマホでChatGPTのアプリをダウンロードして、このメールアドレスとパスワードでログインすればスマホでChatGPTとお話することができます。
1人寂しい時にはお勧めです。

ChatGPTにExcelの関数式を考えてもらう

それではChatGPTにExcelの関数式を考えてもらいましょう。
このExcelファイルのダウンロード方法は電子テキストの000に記載されています。
そちらを見ながらダウンロードしてみてください。
大まかな流れは

①拡大縮小を調整する。
②Excelのウインドウをスクショする
③ChatGPTにスクショとプロンプトを入力する。
④生成した式をExcelに貼り付ける。

と言う流れになります。
それでは実際にやってみますね。

表を一画面の中に収めます。
コントロールキーを押しながら、マウスの真ん中のスクロールボタンを回します。
表全体が見えるところまで拡大縮小を調整します。

次にスクリーンショットをします。
シフトキー+ウィンドウズキー+Sを押します。
そうすると画面が暗くなります。
上のほうに小さい画面が表示されるので、
右から2つ目のこのボタンをクリックします。

出てきたメニューの中からウインドウをクリックします。
Excelのウィンドウ内をクリックします。

これでExcelのウィンドウをスクショすることができました。
ChatGPTにスクショした画像を貼り付けます。
チャットの入力画面に点滅カーソルを出すためにクリックをします。
コントロールキーを押しながら、Vのキーを押します。
そうすると先ほどスクリーンショットをした画面が貼りつきます。

今回のプロンプトはこのように入力をします。
エンターキーを押すことで、画像とプロンプトがChatGPTに流れます。

出てきた回答の中で、必要な式をコピーしたいので「コピーする」をクリックします。
これで式がコピーされた状態になるので、
Excelの画面に戻り、C20のセルをアクティブセルにしてコントロールを押しながらVで貼り付けます。
これがChatGPTにExcelの関数式を考えてもらう方法になります。

しかし、ChatGPTは確実ではないので1度で正しい式を出力できない場合があります。
その場合ChatGPTが式の目的を正しく理解できるように再度プロンプトを打ち直すと良いでしょう。

意味のわからない式は「式の意味」を聞いてみるのも一つの方法です。
その時はスクショはもう一度貼り付ける必要はありません。

また、おすすめは関数が見れるようにはした方がいいと思います。
ChatGPTに考えてもらった式がうまくいかない時に
自分で直した方が速い時の方が多いからです。
「たくさんの関数を組み合わせる」まで必要ないので 
どんな関数があって
その関数がどういう意味なのかくらいは覚えた方がよいと思います。
そのあたりは一緒に覚えていきましょう。
ここまでが操作手順ですが、
ここからが本領発揮です。あなたをわからなくて挫折なんかさせません。

スクショする理由

もしも、スクショをしないで
プロンプトだけで式を考えてもらうにはこのように入力します。
今回は単純な式なので、ここまで書く必要はないですが
式によってはここまで書かなければいけない時もあります。

この部分は、Excel以外のGoogleスプレッドシートやNumbersなどの表計算ソフトではなくて、Excelであること
さらにVBAでは無く関数を考えてもらいたいことを伝えます。

この部分は、表の状態やセル番地の位置を説明しています。

最後に何をしてほしいのかをChatGPTに説明しますが
そこでここの文章をスクショで解決しようというのが今回のやり方になります。
このスクショでタイトルバーやリボンの付近でChatGPTはExcelだと判断してくれます。

表と行番号と列番号があることで表の状態やセル番地なども理解してくれるわけです。

拡大縮小がうまくできない時

コントロールキーを押しながらスクロールボタンをくるくる回すと拡大縮小ができます。

気をつけなければいけないのは
拡大縮小をしたい場所の上にマウスを乗せてから操作を行いましょう。

ウインドウの外やリボンの上でコントロールキーをしながらスクロールボタンを回すと違う意味になってしまいます。
必ず、拡大縮小をするものの上にマウスを乗せてからコントロールキーを押してスクロールボタンを回します。

SHIFT+Windowsキー+Sの操作がうまくできない。

次にスクショの操作です。
スクショと言うのはスクリーンショットの略です。
画面に表示されている画面をコピーすることを言います。
コピーと同じなので、貼り付けをすることでスクリーンショットをしたものを貼り付けることができます。
シフト+ウィンドウズキー+Sで操作します。

同時押しではなくて、押す順番があります。
初めにシフトキーをします。
続いてウィンドウズキーを押します。
この2つは押したままの状態で大丈夫です。

エスのキーだけは押したらすぐ離します。
そのあとシフトキーとウィンドウズキーを離します。

Windows キーを初めに押すとスタートメニューが表示されてしまいます。

S を先に押すと S という文字が入力されてしまいます。
ですので入力する順番を守りましょう。

スクショの種類

その後、上にボタンが出てきます。
右から2つ目のボタンをクリックすると、このようなメニューが表示されます。

先ほどはウインドウというのを選びました。
これは画面の中の1つのウインドウ全体をスクショするものになります。

1番上の四角は画面の中の好きな場所を好きな大きさでスクショすることができます。
スクショしたい場所をドラッグします。

全画面表示は画面全体をスクショすることになります。

最後にフリーフォームは、画面内の好きな場所を好きな形でスクショすることができます。

ChatGPTにログインしていない。

次にChatGPTです。
ChatGPTにログインされていない場合は、ChatGPTにアクセスをした後、ログインボタンをクリックして、先程のメールアドレスとパスワードを入力してログインしましょう。

必ずメールアドレスとパスワードはわかるようにしておきましょう。

パスワードを忘れてしまった。

しかし、パスワードを忘れてしまった場合は
パスワード入力画面で「パスワードをお忘れですか」と出るのでクリック

パスワードのリセットの手順を登録したメールアドレスに送られます。
そこからパスワードの変更を行ってください。
そのあと、新しいパスワードでログインしましょう。

2種類の貼り付け

ChatGPTにスクショを貼り付けるときは
「貼り付け」という操作をすればスクショを貼り付けることができます。
右クリックして貼り付けるでも

コントロールキーを押しながらV
でも貼り付けることができます。

貼り付けがうまくいかない

スクショの画面をパソコンは記憶しています。
パソコンにはクリップボードと言う場所があります。
コピーやスクショしたものをクリップボードと言う場所で1つだけ記憶しておくことができます。

貼り付けという操作をするとクリップボードの中に記憶しているものが貼り付けられます。

この記憶しているものが消えるのは、パソコンの電源を消したとき、それと別のものをコピーした時やスクショした時は、記憶したものが消えてしまいます。

スクショをした後に別のものをコピーしたりスクショすると最初のスクショは消えてしまうので注意しましょう。

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